アイコンや画面デザインの変更
- アイコンやダイアログの画像を変更しました
ショートカットメニューを整理し、コマンドの選択をやりやすく
- 区切り線などを表示させて、コマンドの種類が認識しやすいようになりました。
スタートアップスクリプトに対応
- アプリ起動時に、用意されたスクリプトを読み込み実行します。
- 初期設定では、特定の用途で使えるスクリプトを作成するスクリプトが動作します。
- 無効にするには、環境設定で「スタータアップスクリプトを実行」をOFFにします。
ファンクションキーにスクリプトを割り当てる機能を追加
- F1〜F10までにマクロを割り当て、KitSprocket起動中はいつでも呼び出せるようになります
- 設定は環境設定の「ランチャー」画面で設定します。
文字入力ダイアログに対応
- 文字を入力できるダイアログを表示して、変数に格納するような操作ができます
リスト選択ダイアログコマンドに対応
- 項目を選択することで、スクリプト利用時に複数の処理を選択させるような使い方ができるようになります。
変数に複数行のテキストを簡単に登録できるようになりました
- “” ダブルクォーテーションで開始と終了を指定すれば、途中の改行もすべて変数へ登録されます。
疑似的な配列操作の機能を追加しました
- | (パイプ)で区切るテキストの項目操作を行えるようなコマンドを追加しました
画像ファイルの比較の対応
- 画像ファイルの2つを比較して、一致するかどうかを検査できるようになりました
ウインドウやアプリのIDに対応
- コマンドによってはウインドウIDやアプリのPIDを扱えるようにしました。同名のアプリが複数存在する場合などに特定のアプリやウインドウを指定することができます。
スタートアップに登録する機能を追加
- スタートアップに登録されたKitSprocketは最小化した状態で起動しますので、操作したい場合は、タスクメニューから「メインウインドウを表示」を実行してください。
Windows エクスプローラーでKitSprocketアプリのショートカットを作成するときの「実行時の大きさ」の指定に対応
- KitSprocket のショートカットを作成し、そのプロパティを変更すれば、起動時に最大化したり、最小化した状態で起動することができます。
そのほかいろいろなコマンドを追加したり拡張
追加コマンド
- 比較 (数値や文字列を比較)
- ウインドウ名のリストを取得
- ウインドウの位置とサイズを取得
- ファイルを選択
- フォルダを選択
- ショートカットの作成
- イメージファイルの比較
- 変数の変換を行わないモード
- OSビルド番号の取得
- キー入力を待機する(指定されたキーが押されるまで停止するコマンド)
機能を拡張したコマンド
- マウス座標を取得でクリックするまで座標を取得しないモードを追加
- スクリーンショットでは範囲を自分でマウスドラッグで指定できるモードを追加
- マウス操作、座標記録ツールでマウスクリックの連続操作の記録をサポート
- マウス操作、座標記録ツールでイメージクリックの記録で画像のスクリーンショット機能を追加
- マウス操作、座標記録ツールでクリックした位置に応じて基準位置を自動判定する仕組みを追加
付録)スクリプトの互換性情報
- 変数名=コマンド名 で実施する場合、従来のKitSprocket では引数が1つでもあればコマンドとして認識されていましたが、KitSprocket 2以降では2つ以上の引数が必要になります。確実にコマンドとして認識させたい場合、コマンド名を[]で囲む必要があります。(例:変数名=[コマンド名] 値1…)
- ウインドウ関連のコマンドで、ウインドウが見つからない場合でかつグループが指定されていない場合は、処理を中断するように仕様変更しました。これにより意図しないマクロの実行で、必要ないクリック操作が動いてしまうような状態が起きにくくなります。(ファンクションキーによる実行に対応したため、うっかりスクリプトを実行してしまう可能性が増えたため)
- マウスの現在の位置を取得で得られる座標が間違っていたので修正しています
- スクリーンショットの初期値はJPEGではなくPNGで作成されるようになりました
- 環境設定に関するコマンドは引数を指定しない場合、返り値として現在設定値が取得されるようになり、ダイアログは表示しません
- 現在日時コマンドは、年年月月日日 と書いていると、古いバージョンでは 202220221122のようになっていましたが、バージョン2では 2022年1月2日 のようになるようになりました。
- ウインドウ名の指定方法に機能追加したため、これまでの書き方ではウインドウ名が正しく取れない場合があります。ウインドウ名やアプリ名が曖昧な場合は、前後に * を追加してください
- 複数行に対応するため、引数の文字列の先頭と最後が”でかこまれていると、それらの”を含まない形になります。このため、文字列の途中に”を入力したい場合は””と入れるなどのエスケープ処理が必要になります
- ウインドウ待機 コマンドは ウインドウが前面に移動するのを待つコマンドでしたが、ウインドウが存在するまで待つだけのコマンドになりました。ウインドウを最前面に移動するのを待ちたい場合は、ウインドウ コマンドで切り替え を行います。最前面かどうかをチェックするには「ウインドウ前面」コマンドを使います。