KitSprocket を利用したYoutubeの「広告をスキップ」

Youtube をパソコンで見る場合にストレスになるのが広告の表示ですね。

「広告をスキップ」はクリックが面倒

Youtubeの収益性を考えれば、しかたのないことなのですが、1つの動画を見るのに何度もクリック操作をしなければならないのはとても苦痛です。

こんなときにおすすめなのが「KitSprocket」による自動化!

[KitSprocketによる自動化の作り方]

  1. 「広告をスキップ」の画像を取得
  2. KitSprocket」でスクリプトを入力
  3. 実行

まずは、1. 「広告をスキップ」の画像を取得しましょう!
注意)KitSprocket 1.2.2 までのバージョンでは、高解像度画面の文字拡大率100%のみサポートします。KitSprocket 1.3 で高解像度対応予定です!

1.「広告をスキップ」の画像を取得

Windows には「Snippingtool」というアプリが「Windows アクセサリ」に含まれているので、このツールで「広告をスキップ」のボタン部分を切り取ります。

  1. スタートメニューを「Snipping」で検索するなどして、Snipping Tool を起動してください。モードは「四角形の領域切り取り(R)」を選びます
  2. Youtube で「広告をスキップ」のボタンが出るまで待ちます
  3. Snipping Tool の「新規作成」を押して、「広告をスキップ」のボタン部分をできるだけ正確に切り取ります。以下のように切り取れたらOKです。C:\Users\myname\Desktop\skip.png にとして保存すると想定します。(myame 部分を各自の環境に置き換えてください)
上記画像を右クリックして保存しても使えます!

2. 「KitSprocket」でスクリプトを入力

次に「KitSprocket」を起動してスクリプトを作成します。

必要なコマンドは「ループ開始」「ループ終了」「イメージクリック」「ウエイト」のみ!

以下のような内容にしてください

ループ開始
イメージクリック C:\Users\myname\Desktop\skip.png
ウエイト 3
ループ終了

※)C:\Users\myname … は 先ほど「広告をスキップ」の画像を保存した先を記入してください。ウエイト 3 とは 3秒待つ というコマンドです。お好みの秒数に変更してください。

※)上記「イメージクリック」と「C:\Users\myname\Desktop\skip.png」の間はタブキーを押してタブ文字を入れてください。「ウエイト」と「3」の間もタブ文字です。

3. 実行

あとは、KitSprocket の実行ボタンを押すだけです。「広告をスキップ」が表示されたら自動的にマウスクリックされます。

おまけ1:少しだけ便利に変更してみる

「広告をスキップ」の画像を見つけたら、マウスクリックされますが、このままマウス操作をしないとマウスが「広告をスキップ」に重なった状態になり、KitSprocketが同じ画像として扱えない可能性があります。以下のように変更すると、クリックした後にマウスを移動しますので、何度でも「広告をスキップ」をクリックすることができます。

ループ開始
イメージクリック C:\Users\myname\Desktop\skip.png
マウス移動 [0,0]
ウエイト 3
ループ終了

おまけ2:さらにグループ機能を使って、不要なマウス移動を発生させないようにする

以下のようにすることで、イメージが見つかった場合のみマウス移動を行うようにします。(グループ化機能)

ループ開始
イメージクリック.m C:\Users\myname\Desktop\skip.png
マウス移動.m [0,0]
ウエイト 3
グループ初期化 m
ループ終了

コマンドに 「.m」という記号を付けることで、同じ記号がついたコマンド群をグループ化します。グループのいずれかが失敗したとき、同じグループのコマンドは無効化されます。グループが失敗したままだとループ処理の次のイメージクリックが動かなくなるので、グループ初期化 m というコマンドを最後に実行することによって m グループ を再度有効にします。

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